白未熟粒は、玄米の胚乳内デンプン粒の蓄積不良で、粒間に隙間ができ、光が乱反射して白く見えるものです。
登熟期の高温や低日照などの不良環境条件下で起こるデンプン蓄積障害です。
胚乳細胞の肥大に対してデンプンの供給が追いつかないことが一つの原因と考えられます。
高温によって呼吸量が増大し、一度合成されたデンプンが分解されることも原因のひとつです。
デンプン合成に関連する酵素活性のピーク時期に窒素欠乏をおこすと、組織の老化が早まります。
エヌキャッチの使用で、登熟期の窒素不足を補います。
実肥は労力がかかるばかりでなく、適正量を間違えると窒素過多による味の低下のリスクがあります。
エヌキャッチは適正量の窒素を必要な時期に補います。