使い方

使用方法

農薬などの散布水量に準じて、
本製品の必要量を水で希釈してください。

水稲(移植) 育苗:播種同時処理(播種機での潅水処理)
緑化初期~田植え3日前まで(苗箱処理)
灌注
50a あたり
6.25g(1袋)

※ドローン散布
水800mlに
1.25g/10a

(水4Lに1袋
6.25g/50a)

本田:田植え後45日~出穂期 葉面散布
1 ~ 2 回
水稲(直播) 播種後15 ~ 30日(苗立ち期)
播種後60日~出穂期
たまねぎ、
とうもろこし、
てんさい
3~8葉期
麦類、豆類 3葉期~出穂期・開花期
※降雪地帯の秋まき小麦の場合
起生期(茎立ち期)以降
ばれいしょ 萌芽期~塊茎肥大初期
野菜類 生育初期(本葉展開期~8葉期)
ぶどう 5葉期~果実肥大初期
その他の果樹類 萌芽期~果実肥大初期

水稲(播種・育苗時)の灌注処理方法

使用方法 10アール分の苗箱に対して、1.25gを水に希釈して散布
※箱あたりの水量目安
播種機施用時:1~1.5L/箱
緑化後潅水時:250~500ml/箱
使用例
1袋
6.25g
播種密度 定植密度 処理箱数
慣行 慣行 約100枚/50a
疎植 45~65枚/50a
密播 慣行
疎植 30~40枚/50a

N-Catch使用例

FAQ

保管について

いいえ。冷蔵庫があったほうが安全ですが、必須ではありません。温度よりは湿度のほうがより重要です。製品は涼しく乾燥した場所に保管するよう努力してください。個包装は二重になっており、バクテリア(Gd)を乾燥状態に保持します。内袋にはバクテリア(Gd)が含まれており、内袋と外袋との間には乾燥剤が入っています。

はい。使用前に製品が解凍されていることを確認してください。

使用方法について

はい。塩素濃度は2ppm以下の国内の水道水レベルではほぼ問題ありません。(参考:東京都水道水基準は0.1~0.4ppm)

希釈液はできるだけ早く使ってください。混合から4時間以内の使用が理想的ですが、涼しい場所(<20℃)に貯蔵された場合に限り24時間以内まで大丈夫です。

Azotic 社は世界中で数多くの農薬との相性をテストしており、テスト済みの農薬の最新リストを提供できます。殺虫剤や一般的な殺菌剤(糸状菌対象剤)、液肥等との混用は問題ないことが報告されています。国内使用農薬との混用については、2025年1月より随時確認作業を進めていく予定です。※細菌が対象の薬剤(マイシン系や銅剤など)との混用は控えるようにしてください。

Gdの植物への進入を確実にするために、雨が降らない状態が 2 時間必要です。

理想的な条件は、気温が低く気孔が開いている早朝または夕方です。

高温であっても湿度が50%以上と高ければ問題ありません。ただし、風が強い時は乾燥状態になりやすく、バクテリアが速やかに侵入できなくなる可能性があります。気温が 25℃ 以上かつ湿度が 50% 未満の状態の時はなるべく避けてください。

一度植物に侵入し定着すれば、日照り続きでも植物が枯れない環境であれば効果を発揮します。(但し、干ばつ等の影響で葉焼けや葉先枯れが多発するような条件下では、効果は限定的です。)

Gdを単独で適用する場合は、非イオン系界面活性剤を使用することをお勧めします。

安全性について

石鹸と水で洗ってください。

取り扱う際は、農薬散布に準じて適切な個人用保護具を使用してください。

光合成量が低下し、バクテリア(Gd)に炭素(栄養源)を供給しなくなると、バクテリアは死滅します。(ほとんどの場合、収穫後の作物中の炭素源は植物によって消費されます。)また、このバクテリアは、世界中の多くの作物に自然に存在する菌です。(存在が確認されている作物:サトウキビ、米、茶、トウモロコシ、トマト、サツマイモ、マンゴー、パイナップル、コーヒー、バナナ)

効果について

多量に施用しても植物に害はありません。少なすぎると効力が低下する可能性があります。ラベルに表示されている量の 75% 未満しか施用されていない場合は、ラベルに表示されている量の 50% 以上を追加で施用することをお勧めします。

Azotic社は最近、多年生作物の研究を開始しました。これらの試験では、複数回の散布が行われます。現在の推奨は、3 か月ごとに 1 回の散布です。これらの試験の結果は、入手でき次第お知らせします。

はい、Gd は根粒菌を使った大豆生産に使用されます。バクテリアどうしは互いに阻害することはありません。

定着は植物の大きさと生育条件によって異なります。平均すると 7 ~ 14 日かかります。(気孔等から植物内部の隙間への侵入は数時間程度、細胞内に侵入定着し共生成立まで7~14日)

Gd は植物と共生関係を形成します。この関係では、植物は窒素と引き換えに Gd に炭素 (糖) を供給します。植物が窒素を必要としない場合は、Gd に炭素を供給しないため、交換は発生しません。

はい。再現試験データによると、米を含む多くの作物では窒素肥料を最大 25% 削減できることがわかりました。
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